雨期真っ盛り

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今は雨期なので、水の心配がない。これはとても幸せな事。シャワーを浴びるのも、洗濯するのも、トイレを流すのも水を気にせずに使える。それと共に、水力発電のネパールでは、停電の心配もないので、通電時間に縛られない自由な生活を送っている。今は週34時間停電(1日5時間)なので、一日電気があるような気がする。

こちらの雨は、日本の梅雨のように、途切れる事なく降り続けるという感じではなく、一気に降りまくって止んで、晴れると言った感じでネパール人の気質のように、分かりやすい。雨が降ると、ほとんどの人が、急いで屋上にのぼり、屋上に貯まった水を地下の貯水槽に送るためのゴムホースをつなげている。つまり、この時期生活の為の水は、すべて雨水を利用している事になる。まさに、恵みの雨と言う感じ。中には、屋上で裸になり天然のシャワーで身体を洗っている人もいる。

ネパールの水道は水圧が弱く、各家々が水をポンプで引っ張るため、まさに綱引き状態。結局、お金持ちの高性能なポンプにたくさんの水が集まってしまうが、雨は公平に降るのでこの点本当に街中の人の恵みになっている。それも、水道の水は途中水道管が破れて下水が混じったりとそんなに安全ではない。雨の場合、きれいな水が、降ってくるので本当にありがたい。よく出来たシステムだと感じる。

ただ、雨が一気に降り、道が川のようになる事もある。

水の下に何があるかが分からないので、雨が降っている時は注意深く歩いている。