無名の芸術家に会う

街をバイクで走っていると、面白い物を作っている人を発見。

話を聞くと、自作の三輪車で、豚の飼料を家から家へと集めているらしい。

ただの三輪車ではなく、テンプという乗り物に似せた形で製作されていて、

ガラスも付けて、中にはハンドルまで付けていた。

New Yorkの現代美術館に置いても

十分通用する1つのオブジェのようだった。

屈託のない笑顔をするそのおじさんは、

きっと、生まれながらのアーティストなんだと思う。

世の中には、

誰も知らないような

べらぼうな実力を持った生まれながらの芸術家が

たくさんいるんだろうなぁ。